第7回日ハム新球場、宣伝係は大学生 ファン高じて参加「ワクワク感しか」

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能田英二
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 北海道北広島市はいま、全国でもっともホットな自治体かもしれない。人口約6万人の小さな市で、プロ野球・日本ハムファイターズのボールパーク(BP)の開業を控えているからだ。

 球場だけではない。BPを活用したまちづくりの行方に、全国から注目が集まっている。そして、その一翼を担うのが、日ハムファンでBPの開業を心待ちにしてきた大学生だ。

 北広島市から昨春上京した萩原健丸(19)=専修大学1年=。BP「エスコンフィールド北海道」がある同市の行財政改革推進委員会の委員に、大学生として初めて選ばれた。任期は3年。大学教授など計5人の委員が、市が策定した行財政改革案の進行状況について外部の視点で助言する役割だ。

 北広島市は札幌市との新球場移転の誘致合戦を制したが、誘致成功はあくまでも始まりに過ぎない。どう今後のまちづくりにつなげていくか、市にはそんな手腕が問われている。

 次世代の視点を求めて、若手職員の発案で委員に推薦されたのが萩原だった。

BPに魅せられ、悩んだ進路選択

 萩原は昨年11月18日に開…

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