村井知事は「交」、仙台市長は「発」 仕事始めで首長らが訓示
緑川夏生 福岡龍一郎
官公庁の仕事始めとなった4日、宮城県内では知事らが新年への思いを語った。
村井嘉浩知事は年始めの訓示で、流行から4年目になる新型コロナウイルスについて、収束後を見据えて「情勢の変化をうまく捉え、地域の発展につなげて参りましょう」と職員に呼びかけた。
その後の定例会見で、村井知事は今年の漢字として「交」を挙げた。新型コロナ収束後の人々の交流促進に加え、「Xには交わるという意味がある」とし、県庁業務のDX(デジタル化による変革)の推進に向けた決意を語った。
仙台市の郡和子市長が選んだ漢字は「発」。4月には花と緑のイベント「全国都市緑化フェア」が、5月には主要7カ国首脳会議(G7サミット)の科学技術相会合が市内で開かれる。「仙台を次のステージに進めるための出発の年にしたい。仙台の町づくりを世界に向けて発信したい」と話した。(緑川夏生、福岡龍一郎)
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