スタバに投票箱、問う労働者の権利 労組の好感度は半世紀ぶり高水準

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榊原謙=ワシントン 三浦惇平
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 米国では、この1年ほどで同国発の巨大グローバル企業に次々と労働組合ができています。新型コロナ禍をきっかけに、働き方や処遇に疑問を持つ労働者が増えたことが背景にあります。日本と同様、存在感の低下が続く労組が変わるきっかけになるのでしょうか。

 2022年12月16日。米バージニア州アーリントンにあるコーヒー店、スターバックスの店舗は金曜日にもかかわらず閉店したままだった。

 スタバの労組「スターバックス・ワーカーズ・ユナイテッド(SBWU)」は、労組が結成された店舗を会社が閉鎖したなどとして反発。この日から約100店舗、1千人の組合員が3日間のストライキに入ると予告していた。

 アーリントンの店舗では組合…

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