福呼ぶ、だるま求めて「幸せな1年を」 茨城県筑西市の伝統市

河合博司
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 130年以上前から続くとされる新春恒例のだるま市が9日、茨城県筑西市で開かれた。商売繁盛や開運招福の縁起物を求めて、大勢の家族連れが訪れた。

 JR下館駅近くの大町通りに8軒の販売店が並んだ。売れ筋は、ソフトボールからバレーボールぐらいの大きさのだるまで、価格は2千~4千円ほどだ。

 市内で放課後等デイサービスを提供する会社を営む岩見亮(りょう)さん(34)は、8人の子供たちと一緒に、約1時間かけて眉毛など表情の気に入っただるまを選んだ。「子供たちが健康で、勉強もしっかりできるように会社の玄関に飾ります」と話した。

 だるま市実行委員長の並木勝利さん(80)は「コロナ禍は続きますが、厄よけのだるまさんを飾り、笑いを忘れないで幸せな1年を過ごして欲しい」と話した。(河合博司)

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