名門ゴルフコースを自転車ツアー、館内ロケ 川奈ホテルが狙う新時代

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山崎琢也
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 1954年、マリリン・モンロー大リーグ選手の夫、ジョー・ディマジオと新婚旅行で訪れた静岡県伊東市の「川奈ホテル」。専門誌の「世界ゴルフ場100選」にも選ばれたゴルフコースがあることでも知られ、かつては宿泊者の7割以上をゴルファーが占めた。

 同ホテルは今、客層の多角化を進めている。キーワードは「体験」だ。

 本館のエントランスに入ると、吹き抜けの重厚なロビーが目に飛び込んでくる。備え付けの暖炉の上には、ホテルの大きな紋章が掲げられていて、優美さを感じさせる。本館は国の登録有形文化財にも指定されている。

 手がけたのは、大成建設日本無線などが名を連ねる旧大倉財閥の総帥、故大倉喜七郎氏。大倉財閥の別荘として、1928年にゴルフ場が先行して開業、その後、本館が36年に完成した。

 戦前の創業で、当時からの建物を維持しながら伝統を守る9ホテルで作る「日本クラシックホテルの会」にも加盟する。戦中は日本軍に、戦後は米英軍に、接収されていた歴史もある。

 98年4月には、ロシアのエリツィン大統領と橋本龍太郎首相が、北方領土問題について話し合った「川奈会談」の舞台にもなった。

あのゴルフコースをマウンテンバイクで駆ける

 ホテルの目玉は併設する二つ…

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