最高値の金魚は「更紗和金」1匹1万円 初市で23万匹が競り
溝脇正
全国有数の金魚の産地、愛知県弥富市の東海観賞魚卸売市場で11日、今年の金魚の初市があった。
競りにかけられたのはワキンやリュウキンなど25品種約23万匹。「カンコ」と呼ばれる木舟に分けられた金魚を品定めしながら、仲買人たちが威勢のいい掛け声で競り落としていた。この日の最高値は「更紗和金(さらさわきん)」で1匹1万円だった。
弥富金魚漁業協同組合の伊藤恵造組合長は「魚の餌やビニール袋などが値上がりし、物価高の影響を受けている。今年は卯(う)年なので、売り上げも収入もピョンピョンとはね上げたい」と話した。(溝脇正)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。