警官発砲、死亡したのは41歳男 盗難車を運転しパトカーにぶつける

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 大阪府八尾市で男が運転する盗難車に警察官が発砲した事件で、大阪府警は14日、死亡した男は住居、職業不詳の石橋健太容疑者(41)だったと発表した。八尾署は発砲直後、石橋容疑者を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕していた。

 署によると、13日午後1時20分ごろ、八尾市亀井町1丁目の路上で、パトカーで追跡していた地域課の警察官2人が、石橋容疑者が運転する乗用車の両側から拳銃を2発ずつ発砲した。少なくとも1発が容疑者に当たったという。同乗者はいなかった。

 乗用車は今月上旬、府外で盗難被害に遭ったナンバーだった。発砲の約3分前に大阪市平野区の路上で署のパトカーが乗用車を発見。信号待ちをしていた容疑者の車にパトカーが追いつくと、容疑者が車をバックさせてパトカーにぶつけてきたため、止まらないと撃つと警告した上で発砲したという。

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