ブラジルで数千人規模のボルソナーロ前大統領の支持者が暴徒化した事件をめぐり、連邦警察は14日朝、現場となった首都ブラジリアの安全部門トップを務め、事件を防げなかったとして解任されていたトヘス容疑者を逮捕した。複数の地元メディアが速報した。
トヘス容疑者はボルソナーロ政権で法相を務めており、暴徒化した支持者らとの関係についての捜査も注目される。
トヘス容疑者には、最高裁によって職務を怠った疑いでの逮捕命令が出されていた。地元メディアによると、休暇で米フロリダ州に滞在していたトヘス容疑者は14日朝にブラジリアに戻り、空港で拘束された。事件に関連して逮捕された初の政府高官とみられる。
またトヘス容疑者をめぐって…