立憲、自民へ「転身」の今井氏を除籍処分 活動資金の自主返還求める
高木智也
2021年衆院選の岐阜5区で立憲民主党から立候補して落選した今井瑠々(るる)氏(26)が今年4月の岐阜県議選に自民党推薦で立候補する方針を表明したことを受けて、立憲は17日の常任幹事会で今井氏の離党届を受理せず、除籍処分とした。また立憲が今井氏に配った活動資金計650万円について、自主返還を求めることも決めた。
立憲の岡田克也幹事長はこの日の会見で、今井氏への処分をめぐり、「野党の立場で今の政治を変えていく覚悟のない人を候補に選んだことは申し訳ない」と語った。一方、今井氏が不満を抱えていたとされる立憲の支援体制については「女性候補者への支援体制は整っていて、相談もできる形になっている」と反論した。(高木智也)
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