昨年秋の中国共産党大会を受けて改選される国政助言機関、全国政治協商会議(政協)の新たな名簿が18日に発表され、党最高指導部の政治局常務委員から序列4位の王滬寧(ワンフーニン)氏(67)が入った。王氏は3月4日から始まる会議で現主席の汪洋(ワンヤン)氏(67)に代わる新主席に選出されることが確実な情勢になった。
学者出身の王氏は、2002年から18年にわたり党中央政策研究室の主任を務めた。江沢民、胡錦濤、習近平(シーチンピン)の3代の政権で政治理念やイデオロギーの構築を担い、党の「理論的支柱」とされる。
新たな政協委員には、党大会…