世界最高齢のフランス人女性死去 日本の長寿記録の女性と好物は同じ

パリ=宋光祐

 118歳で存命中としては世界最高齢としてギネス世界記録に認定されていたフランス人女性リュシル・ランドンさんが17日、仏南部トゥーロンの介護施設で亡くなった。ランドンさんは昨年4月、日本人の田中カ子(かね)さんが119歳で死去した後、世界一の長寿に認定されていた。

 AFP通信などによると、ランドンさんは1904年2月11日生まれ。仏南部のプロテスタントの家庭で3人の男きょうだいとともに育った。自らは修道女となり、シスター・アンドレと名乗っていた。2021年には暮らしていた介護施設で新型コロナウイルスに感染したが、倦怠(けんたい)感のほかに症状がなく回復していた。

 1世紀を超えて生きる間に、二つの世界大戦を経験し、フランスでは18人が大統領を務めた。以前に記者団の取材に応じた際には、自分が108歳まで働いたことに触れ、「私は仕事のおかげで生き生きとしてきた」と話していた。

 施設の担当者の現地メディアへの説明では、亡くなったのは17日午前2時ごろだった。近年は毎朝欠かさずにお祈りをして、チョコレートとポートワインを少しずつたしなむのが日々の楽しみだったという。

 これまで最も長生きしたのは、122歳で97年に亡くなったフランス人のジャンヌ・カルマンさんだった。カルマンさんも、ランドンさんの前に存命中の世界最高齢としてギネス記録に認定されていた田中さんも、チョコレートが好きだったと伝えられている。(パリ=宋光祐)

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