CIA長官が極秘でキーウ訪問、ゼレンスキー大統領らと会談 米報道
米紙ワシントン・ポスト(電子版)は19日、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官が先週末、極秘にキーウを訪問し、ゼレンスキー大統領らと会談したと報じた。今後数週~数カ月のロシアの軍事的な計画の見通しを伝える目的だったという。
米当局者1人と、その他の複数の関係者の話として伝えた。同紙によると、会談の中でゼレンスキー氏側は、米国で野党・共和党が下院の多数派となり、世論のウクライナ支援への支持も低下する中、欧米からの支援がいつまで続くと期待できるのかについて最も大きな懸念を示した。バーンズ氏は、ある時点から支援が今より難しくなるだろう、と認めたという。
米国はロシアが春に攻勢をかけるとみており、欧州各国が戦闘車両の提供など、ウクライナの備えの強化に力を入れている。
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