「デフレの勝ち組」だったマクドナルド 1年で3度の値上げ迫られる

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益田暢子 山下裕志
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 総務省が20日発表した昨年12月の消費者物価指数(2020年=100)は、値動きの大きい生鮮食品をのぞいた総合指数が104・1で、前年同月より4・0%上がった。上昇率が4%台となるのは、第2次石油危機のあった1981年12月(4・0%)以来、41年ぶりだ。足もとでも食品や外食の値上げは相次いでいる。

 「慎重に検討した結果、販売価格(税込み)を改定いたします」。16日昼、都内のマクドナルドの入り口には、この日からの値上げを伝える貼り紙があった。

 来店した男性(68)は店員の説明で初めて、コーヒーが税込み100円から20円高くなったことを知った。「よく買っているから困ったねえ」とつぶやいた。週に1、2回利用する女子大学生(21)は「値上げした商品はもう注文しないかもしれない」と話した。

 マクドナルドが値上げしたのは店頭メニューの約8割。値上げ幅は10円から最大150円に及ぶ。昨年3月と9月にも価格を引き上げ、1年足らずのうちに「再々値上げ」を迫られた。「これほど短期間に3回上げたことはこれまでなかった」(日本マクドナルド広報)。定番のハンバーガーは1年前に比べると、1・5倍超の170円になった。

 ハンバーガーは時代に応じて…

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    中川透
    (朝日新聞編集委員=経済、暮らしとお金)
    2023年1月20日11時50分 投稿
    【視点】

     ①ハンバーガー8・9%②牛丼8・7%③ドーナツ7・9%。20日発表の消費者物価指数で、昨年1年間平均の上昇率が高かった外食品目です。コーヒーやすしも大きく上がり、輸入原材料を多く使うメニューは軒並み値上げの波です。  記事の通り、外食産