羽生善治九段を追って青森へ、鹿児島へ 75歳「観る将」の将棋愛

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村瀬信也
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 藤井聡太王将(20)との初めてのタイトル戦が注目を集めている将棋の羽生善治九段(52)。数々の記録を塗り替えてきたレジェンドの「追っかけ」をしている75歳の男性がいる。ある時は青森へ、ある時は鹿児島へ――。他のファンたちが一目置く「ベテラン観(み)る将」は、今日も解説会に駆けつける。

 藤井王将に羽生九段が挑戦する第72期王将戦七番勝負。第1局2日目の9日の昼、JR掛川駅(静岡県掛川市)から北に500メートルほど歩くと、修復工事中の掛川城天守閣が見えてきた。

 「対局をやっているのはここですよ」

 小佐野裕さん(75)=埼玉県所沢市=がそう言って、勝負の舞台である「二の丸茶室」を指さした。同所では12年連続で王将戦第1局が行われているが、自身も10回ほど足を運んでいるおなじみの場所だ。

 小佐野さんは対局前日の7日…

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