【詳報】ウクライナ侵攻58、1月20日~25日(日本時間)の動き

有料記事ウクライナ情勢

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 ドイツ製の主力戦車「レオパルト2」のウクライナへの供与をめぐり、ドイツ政府の報道官は24日、ポーランド政府からの再輸出の申請について、DPA通信に「緊急性をもって審査される」と述べました。この問題で進展があるのかに注目が集まっています。一方、欧州連合(EU)は23日、ウクライナに武器などの購入のために追加で5億ユーロ(約710億円)を拠出することで合意したと発表しました。

(タイムスタンプは日本時間 括弧内は現地時間)

【連載】「それでも、あなたを 愛は生きる力に 2022-23」ウクライナ編

国家間の衝突、権力による抑圧、偏見や差別……様々な苦難を生き抜く中で出会い、また、絆を深めていく2人がいます。その物語をつむぎ、背後にある国際問題のリアルを伝えます。

■■■1月25日(日本時間)■■■

23:40(パリ25日15:40)

ウクライナ南部オデーサの歴史地区、世界文化遺産に登録 ユネスコ

 ユネスコ(国連教育科学文化機関)は25日、ウクライナ南部オデーサの歴史地区を世界文化遺産に登録すると決めた。港湾都市として知られるオデーサ周辺もロシアのウクライナ侵攻後、何度も攻撃にさらされている。国際的に保護、修復を進める「危機遺産」としても登録された。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年10月、街の保護を求めて正式に登録を申請していた。ユネスコのアズレ事務局長は「映画や文学、芸術などで足跡を残すオデーサは、国際社会の強い保護の下に置かれる。今回の登録は、戦争が続くなかで、この都市をさらなる破壊から守るための私たちの決意を示している」とした。

 AFP通信によると、登録を決める世界遺産委員会の表決は賛成6、反対1、棄権14で、ロシアは表決の先送りを主張していたという。

22:00(キーウ15:00)

ゼレンスキー大統領、ドイツの戦車提供発表に「心から感謝」

 ドイツ政府が主力戦車「レオパルト2」のウクライナへの提供を発表したことを受け、同国のゼレンスキー大統領は25日、「心から感謝する」とツイッターに投稿した。

 ゼレンスキー氏はドイツの決定について、電話会談で同国のショルツ首相から聞いたとしている。

20:45(アムステルダム12:45)

オランダ首相「ウクライナに戦車提供の用意」 現地メディアに語る

 オランダのルッテ首相は25日、ロシア軍の侵攻を受けるウクライナに戦車を提供する用意があると現地メディアの取材に語った。ロイター通信が伝えた。

 報道によると、ルッテ氏は「オランダからの提供が役立つのであれば、そうする用意がある」と述べた。

 米ニュースメディア「ポリティコ」によると、オランダは18台の戦車「レオパルト」をドイツから借りている。ルッテ氏はこの戦車を購入し、ウクライナに提供するなどの選択肢があるとした。

20:13(ドニプロ13:13)

ウクライナ軍、ソレダルから撤退したことを認める

 ロシアからの侵攻を受けるウクライナの東部軍の報道官は25日、激戦地だった東部ドネツク州のソレダルから撤退したことを認めた。同国の公共放送が伝えた。ロシア側が13日までに「制圧」を発表したが、ウクライナ側は「戦闘は継続中だ」としていた。

 同放送によると、報道官は「軍の人員の命を守るためソレダルを離れ、事前に準備したラインにそって部隊を強化した」と述べた。

 同州の交通の要所バフムートに近いソレダルの攻防では、ロシア側の主力となった民間軍事会社「ワグネル」のエフゲニー・プリゴジン氏が11日に「掌握」を表明。ロシア軍も13日に制圧を発表したが、ウクライナのゼレンスキー大統領は「激しい戦闘が続いている」などとしていた。

19:54(ワルシャワ11:54)

ポーランド首相、戦車提供のドイツに感謝の投稿

 ドイツ政府が主力戦車「レオパルト2」のウクライナへの提供と保有国からの再輸出の許可を発表したことを受け、ポーランドのモラビエツキ首相は25日、ツイッターに「ロシアを阻止するための大きな一歩だ。私たちはより強くなる」と投稿。ドイツのショルツ首相への感謝を示した。

 ドイツ製の「レオパルト2」をそれぞれ200台規模で保有するポーランドやフィンランドは、ドイツに先立ってウクライナへの提供の意向を表明。ポーランドはドイツが再輸出に必要な許可を明言しないことを批判していた。

21:50(ベルリン25日13:50)

駐独ロシア大使「歴史的責任の認識の拒否」独戦車提供で

 ドイツがウクライナへの主力戦車の提供を発表したのを受け、ロシアのネチャーエフ駐ドイツ大使は25日、「紛争を新たなレベルの対立へと導く」と非難する声明を出した。

 ネチャーエフ氏は「ドイツは紛争の外交的解決に関心がなく、恒久的にエスカレートさせている」と指摘。さらに、第2次世界大戦でナチス・ドイツ軍が大勢のロシア人を殺害したことに触れ、「我々の国民への歴史的責任をドイツが認識することを最終的に拒否するものだ」と非難した。

18:30(モスクワ12:30)

米の戦車提供に、ロシア報道官「ウクライナで燃えるだろう」

 米国が主力戦車「エイブラムス」をウクライナに提供するとの報道を受け、ロシアのペスコフ大統領報道官は25日、報道陣に「他の戦車と同様に(ウクライナで)燃えるだろう」と述べ、ロシア軍にとって大きな脅威にはならないとの見方を示した。同国のインタファクス通信が伝えた。

 米メディアは、米国が約30台のエイブラムスをウクライナに提供する方針だと報じている。同通信によると、ペスコフ氏は「技術的に破綻(はたん)した計画だ」とし、「(エイブラムスの提供が)ウクライナ軍に与えるだろう潜在力は、明らかに過大評価されている」と主張したという。

19:36(ベルリン25日11:36)

ドイツ、戦車「レオパルト2」をウクライナに提供と発表

 ドイツ政府は25日、ドイツ…

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