藤井聡太王将と羽生善治九段の王将戦第2局始まる 将棋のまち高槻で
佐藤圭司
将棋の藤井聡太王将(20)=竜王・王位・叡王・棋聖と合わせ五冠=が挑戦者の羽生善治九段(52)に先勝して迎えた第72期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)第2局が21日、大阪府高槻市の「摂津峡花の里温泉 山水館」で始まった。来秋、関西将棋会館が移転予定の「将棋のまち」高槻での決戦だ。
これまで出場した11期のタイトル戦を全て制してきた藤井王将か、通算100期目のタイトル獲得を狙う羽生九段か。32歳差の将棋界のスーパースターが初めてタイトル戦で激突する「ドリームマッチ」。「平成のヒーローと令和のスター」(藤井王将の師匠、杉本昌隆八段〈54〉)の、重要な第2局だ。