複数の園児の顔に落書き 静岡県沼津市の保育事業所長らが不適切行為

南島信也
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 静岡県沼津市は21日、市内の小規模保育事業所で、所長と数人の保育士が、園児の顔に落書きをして写真を撮るなどの不適切保育をしていたと発表した。職員らから内部通報があったといい、現時点ではたたくなどの暴力行為は確認できていないという。

 市子育て支援課によると、不適切保育があったのは昨年春~昨年10月ごろ。所長と数人の保育士が、0歳児のほおを引っ張って面白がっていたほか、複数の園児の顔に水性ペンでひげや眉毛を描いたり、ハロウィーンイベントでお面を怖がって泣く園児を追い回したりするなどしていた。こうした様子を写真に撮り、職員間のグループLINEで共有していたという。

 20日午後に職員と保育士から市に相談があった。市が事業所に確認したところ、同日夜に事業所で職員会議が開かれ、所長から職員らに対して「愛情表現の延長として行った。不適切だったと反省している」との説明があったという。

 市は県に報告したうえで、この事業所に対し保育内容の是正や再発防止の体制づくり、保護者への事情説明などを指示した。近く立ち入り検査や所長など関係者への聞き取り調査を行う。頼重秀一市長は「大変遺憾であり、今後、再発することがないよう指導・監督していく」とのコメントを出した。(南島信也)

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