「おもちゃやアパートにも地雷」 ウクライナ非常事態庁職員が会見

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星井麻紀
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 ロシアによる侵攻が続くウクライナから来日したウクライナ非常事態庁の職員4人が23日、都内の国際協力機構(JICA)本部で会見した。日本によるウクライナへの地雷除去の支援が決まり、地雷の除去は復興の条件だとして、日本の協力に感謝を述べた。

 非常事態庁国際技術支援部のクリキブスキ部長は会見で「地雷の除去ができれば、多くの国民が地元に戻れる。地雷除去はウクライナの復興の条件の一つ。日本の支援はとても重要だ」と語った。

 ウクライナでは同庁が地雷除去にあたっている。ロシアによる侵攻前は第2次世界大戦下で残された不発弾処理が中心だったが、侵攻後はロシア軍が撤退した首都周辺のキーウ州、南部のヘルソン州、北東部のハルキウ州などを中心に、主に金属探知機を使って作業をし、すでに31万個の地雷を除去したという。

 クリキブスキ氏は、国土の3…

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