「10年に一度」の寒さ、太平洋側も降雪予想 空の便で欠航相次ぐ
田中紳顕
この冬一番の強い寒気が日本の上空に流れ込む影響で、24日から26日にかけて北日本から西日本の日本海側では大雪となり、太平洋側の平地でも雪が降る見通しだ。気温も全国的に「10年に1度」の寒さが予想されるとして、気象庁が警戒を呼びかけているほか、国土交通省も不要不急の外出を控えるよう求めている。
気象庁によると、25日午前6時までの24時間に予想される降雪量はいずれも多いところで、北陸90センチ▽関東甲信、近畿、中国70センチ▽東北、東海60センチ▽北海道、九州北部40センチ▽四国30センチ▽九州南部20センチとなっている。
日本航空は24日、北陸など日本海側を発着する62便を欠航する。全日空も43便の欠航を決めた。JR各社も、在来線を中心に遅れや運休が出るとしている。一部では運休を発表している。(田中紳顕)
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