「カルガモ走法」で阪神高速の料金所を突破した疑い 大阪の男を逮捕

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 前の車の後ろについて高速道路の料金所を突破する「カルガモ走法」で料金を支払わなかったなどとして、大阪府警は24日、大阪府寝屋川市のアルバイトの男(26)を道路整備特別措置法違反などの疑いで逮捕し、発表した。男は「2016年ごろから300~400回突破した」と容疑を認めているという。

 高速道路交通警察隊によると、男は昨年12月、バイクのナンバープレートを折り曲げ、大阪府守口市阪神高速守口本線料金所のETC専用レーンを2回突破し、料金計2180円を払わなかった疑いがある。いずれも「カルガモ走法」で、ETCのバーが下りる前に前の車に追走して通過していた。

 同隊によると、男が16年10月以降、阪神高速の料金所を364回突破し、料金約37万円分の支払いを免れていたことを裏付けた。同法に基づき、高速道路会社は不法に支払いを免れた者に2倍の金額を割増金として請求できるという。

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