生きもの育てた経験、我が子に通ず 新米ママパパ飼育員が語る子育て
大蔦幸
生きものたちの子育ては、我が子の子育てに通じるところがいっぱい――。
大阪府吹田市のエキスポシティにある、生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」。ここで生きものの誕生や成長を見守ってきたキュレーターが、自身の子育てと重ね合わせた体験談などを語る催しが28日、開かれる。題して「生きものもわが子も リアル子育て事情」。
話をするのは、1歳の子がいるキュレーターの北あかりさん(28)と0歳の子がいる澤峻介さん(30)。
ケープペンギンやミニカバ、アメリカビーバーなど、同館の様々な生きものを世話してきた2人が、自身の子育てとはどう向き合っているのか。生きものの飼育経験が、自身の子育てに生きているのか、いないのか、などを楽しく語る。
企画したのは、同館広報の西前綾子さん(48)。西前さんにも5歳の子がいる。自身の出産を経て、ニフレルにいる生きものたちの子育てが、我がことのように感じるようになった。
■「わかる、わかる」…