香港籍の貨物船が長崎沖で沈没 中国人ら22人乗船、13人を救助
24日午後11時15分ごろ、長崎県の男女群島から西に約110キロの海上から、香港籍の貨物船「JIN(ジン) TIAN(ティエン)」(総トン数6551トン)の遭難信号を第7管区海上保安本部(北九州市)が受信した。船は翌25日午前2時45分に沈没したという。近くの貨物船のほか、海保、自衛隊、韓国海洋警察庁が船やヘリなどで捜索・救助活動に当たり、正午現在で13人が救助された。
7管本部によると、貨物船の乗組員から「船体が傾斜、浸水あり。救助を要請する」と連絡があった。貨物船には中国人14人とミャンマー人8人の計22人が乗り、マレーシア・クアラルンプールから韓国・仁川に向かっていたという。近くの貨物船からの情報では、沈没の直前に救命ボートが貨物船から離れる様子が確認されたという。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。