「死ね」300回、ゲーム会社に殺害予告か 日大生が業務妨害容疑
大山稜
ゲーム会社「Yostar」(東京都千代田区)のホームページに「殺しに行く」などとメッセージを送って同社の業務を妨害したとして、警視庁は25日、日本大学の男子学生(21)=東京都調布市=を威力業務妨害の疑いで書類送検した。検察に起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたという。
万世橋署によると、男子学生は昨年5月19日午後11時半ごろ、同社サイト上の問い合わせフォームから「明日の午後3時にお前らくそ黄色人種を殺しに行きます」などとメッセージを送信し、同社に警察への通報や社員の避難といった対応を取らせるなど業務を妨害した疑いがある。
メッセージには「死ね」という言葉が300回近く書き込まれていたという。
男子学生は同社が運営するマージャンのオンラインゲームの利用者。調べに対して容疑を認め、「負けが込んでいて、ゲームの設定がおかしいと思ってイライラして書き込んだ」と話しているという。
同社では、同様の投稿が他にも2件確認されていて、署は関連を調べている。(大山稜)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。