アルペンスキーのワールドカップ(W杯)でミカエラ・シフリン(米)が女子では前人未到の金字塔を打ち立てた。24日、イタリア・クロンプラッツで行われた女子大回転でW杯通算83勝目を挙げ、リンゼイ・ボン(米)を抜いて女子歴代単独最多となった。
「昨日はヒストリー(歴史)、明日はミステリー、でも、今日は贈り物」
シフリンは偉業を成し遂げた後、自身のSNSでつぶやいた。喜びを表し、栄光の軌跡を振り返りつつ、未知である未来に思いをはせる思考の方が「希望をもたらしてくれる」とつづった。まだ通過点にすぎない、との思いが透ける。
ボンがW杯で最後に優勝した…