みるみる積もる雪、流れない車 新名神高速PAに14時間足止め

寒波

大野晴香 伊藤舞虹
【動画】大雪の影響で、新名神高速道ではトラックなどが立ち往生していた=溝脇正撮影
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 大雪の影響で、新名神高速では25日未明から大型車が立ち往生している。

 同日午後3時、トラック運転手の南部正明さん(55)=愛知県豊川市=は、新名神下りの鈴鹿パーキングエリア(PA)=三重県鈴鹿市=の車内で待機していた。すでに14時間近くPA内に留め置かれているという。本来ならこの日の昼ごろに、福岡県の納品先に着く予定だった。

 南部さんは24日午後9時ごろに愛知県豊橋市を出発。新名神を大阪方面に向かって走っていた。雪などの影響で、車の流れが悪くなり路面も滑るようになったのは25日未明。神経を使って運転したせいか疲れも感じ、午前1時20分ごろ、鈴鹿PAに休憩に入った。

 すでに多くの車が停車しており、場内を何周かしてやっとトラック1台分の駐車スペースを見つけたという。

 午前3時50分、四日市ジャンクション(JCT)―亀山西JCTの上下線と、亀山JCT―甲賀土山インターチェンジ(IC)間の下り線が雪のため通行止めに。夜が明けても車は流れない。

 その後、雪はみるみる積もり、「40センチほどは積もっている」と南部さん。段差も見えないほどで、PAのコンビニやトイレを借りに行く際には、他人の足跡をたどって歩いている。本線で立ち往生している車の運転手も、休憩のため歩いてPAまで来ていたという。

 南部さんは出発前、食料や飲み物を買い込んでいたので、食べるものには困らない。復旧のめどは立たないが、「どうにもならないので、開通するのを待つしかないですね」と話す。

 中日本高速道路(NEXCO中日本)によると、25日未明ごろから滋賀県名神高速の大津サービスエリア(SA)付近を先頭に渋滞が発生した。一時は、新名神高速の菰野ICまで約70キロの渋滞となった。同日正午現在で、菰野ICから甲賀土山IC付近までの約30キロにわたって渋滞が続いているという。(大野晴香 伊藤舞虹

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