今年は「熱男(あつお)旋風」を。
17年間プレーしたソフトバンクを昨年退団し、巨人に移籍した松田宣浩が、40歳になるシーズンに向けて意欲を燃やしている。
24日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを公開し、「いよいよ始まるな、という思い。身も心も全部いい感じでキャンプを迎える準備はできている」と話した。ジャイアンツ球場に足を踏み入れるのは、ルーキーだった2006年秋の、巨人との練習試合以来だったという。
守備練習では浅野翔吾(香川・高松商高)ら新人たちといっしょにノックを受ける場面があった。「僕もジャイアンツ1年目、ルーキーも1年目。楽しい時間を過ごすことができました」
「元気出して行こう!」。ひときわ大きな松田の声が球場に響いた。
ドラフト1位の浅野とも言葉を交わした。
「僕が39歳で浅野君が18歳。もう20歳も違うので、(プロ野球というのは)本当にそういう世界だなと改めて感じた。一生懸命、切磋琢磨(せっさたくま)してお互い頑張っていきたい」
浅野も熱心に“絡んでくる”…