パナソニック、ブルーレイディスクの生産終了 「市場規模が縮小」
パナソニックは、録画用のブルーレイディスク全36モデルの生産を2月で終了する。後継商品はないという。25日までに、同社がホームページで発表した。
広報担当者は撤退の理由について、「市場規模の縮小に伴い、継続生産が困難であるため」と説明している。ネット配信での動画視聴や、データをクラウドで保存することが増えたため、利用が少なくなっているという。
パナソニックグループでは、2006年から録画用ブルーレイディスクを生産・販売していた。今回、生産を終了するのは、繰り返し録画できる13モデルと、1回録画タイプの23モデル。現在は岡山県津山市の工場で生産しているが、今後生産ラインをどうするかは未定という。(栗林史子)
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