機密文書の有無、過去の大統領経験者らにも確認求める 米公文書館

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ワシントン=高野遼
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 米国立公文書記録管理局(NARA)は26日、歴代の大統領と副大統領経験者に書簡を送り、誤って在任当時の記録を保管していないか確認するよう求めた。CNNなど複数の米メディアが報じた。トランプ前大統領バイデン大統領の自宅から機密文書が相次いで見つかったことを機に、公文書管理をめぐる問題は広がりをみせている。

 報道によると、書簡は1981~89年のレーガン政権までさかのぼって、過去6人の大統領と当時の副大統領の担当者宛てに送られた。

 78年にカーター政権下で定められた大統領記録法により、その後の政権では、大統領らが作成した記録は機密指定の有無にかかわらず、退任時にNARAに引き渡すことが義務付けられている。

 NARAは書簡の送付について「ノーコメント」と回答している。

 一連の問題は、連邦捜査局(…

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