第2回人間臭いイヌの奮闘、本家NATOも歓迎 「参戦」の悲壮感さまざま

有料記事ウクライナ情勢

ワシントン=下司佳代子
[PR]

 デジタル空間の草の根集団「NAFO」による活動は、侵攻するロシアと戦うウクライナや、本家のNATO(北大西洋条約機構)の加盟国高官から、おおむね歓迎されているようだ。

 ウクライナに侵攻したロシアの情報発信に対し、滑稽なシバイヌ顔でかみつき、嘲笑し、プロパガンダの虚構性を浮き彫りにする。ネット上でそんな戦いを展開してきた「NAFO」。現代の情報戦においてどんな意味を持つのか、前回に続き掘り下げます。

 2022年8月末、ウクライナ国防省は公式ツイッターに、ウクライナ軍服姿のシバイヌがほおに手を当てて感じ入っている画像を投稿した。シバイヌ顔の兵士の背景には、ミサイル発射風景の画像があしらわれている。

国防相も感謝、国会議員も参加…NAFO拡大 

 この投稿では、ハッシュタグ…

この記事は有料記事です。残り2271文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

ウクライナ情勢 最新ニュース

ウクライナ情勢 最新ニュース

ロシアのウクライナ侵攻に関する最新のニュース、国際社会の動向、経済への影響などを、わかりやすくお伝えします。[もっと見る]

連載シバイヌの情報戦 ウクライナ侵攻、ネットの義勇兵(全2回)

この連載の一覧を見る