世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)の緊急委員会は27日、新型コロナウイルスをめぐる世界の現状について、3年前に宣言した「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に引き続き該当しているのかを協議する。緊急事態を終了する際の条件も話し合う。
WHOが緊急事態を宣言した2020年1月以降、専門家でつくる緊急委は3カ月ごとに、国際的な感染状況が緊急事態に引き続き該当しているか否かの検討を重ねてきた。緊急委の助言を受け、WHOのテドロス・アダノム事務局長が最終判断する。
現時点では、緊急事態の終了を宣言するには時期尚早との見方が強い。
テドロス氏は今月24日の会…

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