山本由伸「WBCは特別な大会」 球の違いに「変化球は投げやすい」
プロ野球・オリックスのエース、山本由伸(24)が27日、大阪市内の球団施設で自主トレーニングを公開した。
3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するため、例年より早いペースでの調整。「WBCは特別な大会。みんなが世界一をめざして一丸になるので、僕もその中で力になりたい」と語った。
自主トレ期間は、プロ野球の統一球よりも滑るとされる大会球を使って練習しており、この日は、肩慣らしのキャッチボールから力強い球を投げ込むなど状態の良さを披露した。「ブルペンの傾斜では、だいぶ違和感なく投げられている」と明かした。
また、「試合で投げていないので」と前置きした上で「変化球は投げやすいイメージがある。すごく滑るとか、いろいろと想定していたよりは全然良い」と不安はなさそうだ。
昨季は2年連続で投手主要タイトル「5冠」を史上初めて達成し、チームのリーグ2連覇に大きく貢献。今オフにも大リーグ挑戦を視野に入れている。WBCは大リーグのスター選手が出場を表明しており、自分の力量を図るうってつけの機会だ。
「すごくレベルの高い試合に出られるのは選手としてもうれしいことだし、新しい技術が身につくかもしれない。レベルアップにもなる。全ての意味において楽しみ」(室田賢)
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