日産「セレナ」など52万7千台リコール 5件の車両火災も

角詠之
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 日産自動車は27日、エンジンの発電機に不具合があったとして、「セレナ」や「エクストレイル」、OEM供給しているスズキの「ランディ」の計52万7千台(2010年9月~17年6月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。4千件近いクレームがあり、5件の車両火災も確認されたという。

 国交省によると、発電機の中のベアリングに不具合があり、破損して異音が発生し、エンジンが停止するおそれがある。また、一部の車種では、発電機の周辺にエンジンオイルなどがあった場合、オイルに燃えうつって車両火災に至る可能性があるという。

 ただ、半導体不足の影響で、部品の準備ができ次第の交換となるという。問い合わせは、日産のお客さま相談室(0120・315・232)へ。(角詠之)

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