岸田首相とゼレンスキー氏の対面会談 米ニューヨークで実施案が浮上

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 岸田文雄首相とウクライナゼレンスキー大統領が、ロシアによる侵攻から1年となる2月24日に合わせ、米ニューヨークで会談する案が日本政府内で浮上していることがわかった。複数の政府関係者が明らかにした。実現すれば、初の対面による会談となる。

 首相は今月6日のゼレンスキー氏との電話協議で、ウクライナ訪問を要請された。政府は2月下旬をメドに首都キーウ(キエフ)への訪問を検討しているが、現地の戦況や警備が課題になっている。

 一方、ウクライナ侵攻後、主要7カ国(G7)首脳で、ゼレンスキー氏と対面の会談をしていないのは日本だけ。5月のG7広島サミット(首脳会議)では、ウクライナ情勢が主要な議題になる。G7議長国として、「一度も直接会っていないのは説得力を欠く」(官邸幹部)との懸念もあるため、政府はサミットまでの対面による会談をめざしている。

 そのため、政府は首相のウク…

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