名将が築いた熊本城、高い防御力と焼失の歴史 Q&Aで解説します

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 国内有数の名城とされる熊本城は、どんな歴史や特徴をもつ城なのか。石垣の内部はどうなっているのか。Q&A形式で解説します。

Q 熊本城はいつ、だれが築いたの?

A 戦国時代の名将、加藤清正(1562―1611)によって築かれた城で、慶長12(1607)年に完成したんだ。

 その後、清正の息子の忠広や、その後に藩主になった細川家が改修や修理を繰り返してきた。慶長年間の創建と伝わる宇土櫓(やぐら)など13の建物が重要文化財になっているんだ。

 城郭は周囲約5キロ、広さは約100ヘクタール(東京ドーム約20個分)に及ぶよ。

「武者返し」に守られた名城

Q 石垣に特徴があるそうだね。

A 熊本城は高い防御力を誇る…

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