「北海道を前へ」鈴木知事が出馬会見 「岐路」で問われる独自色
新田哲史 中野龍三
今春の統一地方選で実施される知事選(4月9日投開票)について、現職の鈴木直道知事(41)が28日、再選を目指して無所属で立候補する意向を正式に表明した。新型コロナウイルスや物価高などによる影響を踏まえ、「道民の暮らしを守り、北海道の未来をつくっていきたい」と語った。
札幌市内で会見を開いた鈴木氏は、2期目に向けた基本政策として「直向(ひたむ)きに北海道を前へ」をキャッチフレーズに掲げた。福祉や防災など「暮らしをまもる」、産業振興など「未来をつくる」、地域連携の「ともにすすめる」が三つの柱で、具体的な公約は今後発表するという。
知事選では、鈴木氏の1期目をどう評価するかが、大きな争点になるとみられる。
鈴木氏は、その道政運営につ…

統一地方選挙・衆参補選2023年
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