海を越えて生まれた11歳差の女子ダブルスペア 4大大会初優勝へ

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メルボルン=堤之剛
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 あおさん。瑛菜ちゃん。

 そう呼び合う、11歳離れたペア。

 29日、オーストラリア・メルボルンの地で、日本女子初の偉業に挑む。

 テニス全豪オープン女子ダブルス決勝で、第10シードの青山修子(近藤乳業)、柴原瑛菜(橋本総業)組が、2連覇を狙う第1シードのバルボラ・クレイチコバ、カテリナ・シニアコバ組(チェコ)と対戦する。

 勝てば、4大大会女子ダブルスで、日本選手同士のペアによる初の優勝を果たす。

 「興奮しています」

 27日の準決勝。勝利を収めると、2人は声をそろえた。ようやく、4大大会で初めて決勝への道を切り開いた。

記事後半では、4大大会でこれまではね返されてきた壁を、2人はどう乗り越えたか紹介しています。

 35歳の青山と24歳の柴原。

 性格も、歩んできた道のりも、身長も異なる。互いの特長を生かし、世界と戦ってきた。

 身長150センチ台の青山は…

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