仙台市の郡市長が収支報告書を修正へ 「夫から上限超える寄付」指摘
福岡龍一郎
仙台市の郡和子市長の資金管理団体が、法の上限を超える500万円の寄付を夫から受けていた問題で、郡市長は28日、政治資金収支報告書を修正する意向を示した。朝日新聞の取材に答えた。「夫から寄付はなかった」と話した。
取材に対して郡市長は、資金管理団体「郡和子の会」に対する夫からの寄付は「経理を担当していたスタッフの勘違い」だとし、実際はなかったと説明。さらに、収支報告書にある郡市長による同会への寄付120万円などもなかったとした。「誤りがあったことは申し訳ないが、違法性はない」と話した。
30日に報告書を修正する考えで、修正の届け出後、記者会見などで詳細を説明するという。(福岡龍一郎)
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