ナイジェリアで遊牧民ら56人死亡 知事「ドローンによる爆弾投下」
ヨハネスブルク=遠藤雄司
ナイジェリア中部ルクビで24日、大規模な爆発が起き、遊牧民ら56人が死亡した。国営ラジオが報じた。地元ナサラワ州の知事はドローンによる攻撃だと説明した一方、ドローンを誰が操作していたかについては明言しなかった。
AFP通信によると、知事は爆発に空軍が関与したとのうわさが流れているとした上で、「当時空軍機はこの地域を飛行していなかった」と否定。「ドローンがこの地域を飛行し、爆弾を投下した」と説明した。
一方、地元の畜産協会関係者は、爆発はジェット機による空爆だと主張。「空爆能力を持っているのは軍だけだ」として、詳しい調査を求めたという。軍の広報官はAFP通信の取材にコメントしていないという。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)
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