吉村昭の書斎建物、三鷹市に寄贈 「破獄」など執筆、公開の予定

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井上恵一朗
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 東京都三鷹市で長年暮らした小説家・吉村昭(1927~2006)の書斎建物が同市に寄贈された。今年のうちに吉村が暮らした同じ井の頭地区内で移築され、遺品などとともに公開予定という。

 同市は1月、吉村の妻で小説家の津村節子さんと長男の吉村司さんから寄贈の申し出を受けた。寄贈品は書斎建物(木造平屋建て、面積35平方メートル)のほか、代表作「破獄」の自筆製本原稿、吉村が執筆時に使っていた椅子や万年筆などの遺品23点、書籍1121点。

 吉村と津村さんは1969年、都心に近くて自然が残る環境を気に入り、市内の井の頭公園そばに転居。書斎は自宅の離れとして78年に建てられた。ここで吉村は、「破獄」のほか、朝日新聞で連載された「天狗(てんぐ)争乱」などを執筆した。

 移築先は井の頭3丁目の市営…

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