岐阜・関が「日本のへそ」は最後? 人口の東京集中で「次は土俵外」

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深津弘
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 岐阜県関市が「日本のへそ」は今回が最後?――。2020年の国勢調査をもとに、総務省が発表した日本の人口が釣り合う「人口重心」の地点が関市だった。同市内は2000年調査から5回連続で選ばれているが、首都圏への人口集中で、「重心」は東南東方向に移る傾向にあり、25年の次回調査で関市外に動く可能性が強まっている。

 人口重心は、一人ひとりが同体重だとして全体のバランスが取れる仮想的な地点で、人口から見た「日本のへそ」だ。今回は市立武儀小から約4・5キロの関市中之保の山間部にある地点で、前回調査から南東に2・2キロ移動した。

 総務省によると、比較可能な…

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