県警高速隊員がトヨタ86で爆走? サーキットでレーサーの技学ぶ

良永うめか
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 愛知県警は30日、高速隊員の運転技術を向上させようと、幸田町内のサーキット場で講習会を開いた。講師は、プロレーシングドライバーの脇阪寿一さん。隊員らはトヨタのスポーツカー「GR86」に同乗し、ジグザグに走るスラロームや急カーブなど高速走行時の車の特性を実地に学んだ。

 サーキット場でプロドライバーを招く講習は初めて。隊員が運転する車に脇阪さんが乗ってアドバイスする講習もあった。時速約100キロまで加速し、急ブレーキやハンドル操作を確認。ザザッ、キーッと大きな音が響いた。

 脇阪さんは「普段から訓練されていて、一本筋の通った運転だと思った。限界を超えた領域のコントロールにレーサーの技術を生かしてもらえたら」。同隊の渡辺教義隊長は「高いレベルの知識やスキルを伝授してもらえた。高速道路の安全確保に有意義に生かしていきたい」と話した。(良永うめか)

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