「ミャンマーは忘れられがち」 国連、ウクライナモデル採用呼びかけ
ニューヨーク=遠田寛生
ミャンマー国軍がクーデターを起こしてから2月1日で2年を迎えることを受け、ミャンマーに関する国連特別報告者のトーマス・アンドリュース氏は1月31日、国軍の正当性を認めないよう国際社会に訴えた。
米ニューヨークの国連本部で会見し、国軍は「違法で非合法」と非難した。8月までに実施する可能性がある総選挙に対しては、「偽りの選挙と非難してほしい」とミャンマーを除く192カ国の国連加盟国に要請した。
この日、ミャンマー情勢について報告書を発表したアンドリュース氏は、置かれている厳しい現実を吐露した。
繰り返される暴力により、少…