鶏めし弁当完売→カレー出したら評判に 「見た目すごすぎ」反響呼ぶ
伊藤唯行
創業100年を迎える酒店が弁当店を始めた。アルコール消費量の減少やコンビニエンスストアとの競争で苦境に立つなか、「同じ場所で商売を続けていきたい」との思いを、試行錯誤のすえ完成させた特製の鶏めしとカレーに込めた。
「モンマートさとう」(青森市筒井桜川)は1923(大正12)年、「佐藤酒店」として営業を始め、約40年前から食品や日用品も置くようになった。その敷地内に昨年9月、テイクアウト専門の弁当店「蔵善」がオープンした。
販売するのは対照的な2品。地元の人には懐かしくてたまらない鶏めしと、青森の人にはなじみのない黄色いカレーだ。
鶏めしは、かつて野辺地駅(…