「選択肢はひとつじゃないよ」 14年前の優勝アンカー2人のその後
こばゆりの今日も走快!
1月、恒例の女子と男子の都道府県対抗駅伝が京都と広島でありました。
中学2年生から大人までが1年に1度、ふるさとやお世話になっている地域を代表して同じチームで走ります。
中高生にとってはあこがれの選手に会える場にもなっており、実業団の選手のなかには、この大会を花道に引退する人もいます。
今年は男女とも若い力の台頭が目立ちました。
15日の女子では岡山のドルーリー朱瑛里(しぇり)さん(岡山・鶴山中)が17人抜きで区間新を出すという衝撃的な走りで一躍、脚光を浴びました。
22日の男子では高校生が走る3区間全てで区間新記録が出ました。
ただ、私がここで紹介したいの、34歳の私と年齢の近い2人のランナーです。
2人には共通点があります。
子育て中であること。そして、2人とも2009年大会の優勝のゴールテープを切っていることです。
1人目は女子のレースで徳島の4区を走った、35歳の松本一恵さん(旧姓小島)です。
豊田自動織機時代のチームメートで、08、09年には京都のアンカーを務め、京都の5連覇に貢献しました。7区の区間記録も持っています。
中学時代、1学年上で800メートルの全国チャンピオンだった松本さんに憧れていました。私が兵庫、松本さんが出身の奈良のチームで都道府県対抗駅伝に出たとき、一緒に撮ってもらった写真は今でも宝物です。
文通もしていました。「次の…