ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は1月31日、ウクライナ軍が数千個の対人地雷を使用したとして、ウクライナに調査を求める報告書を発表した。ウクライナ側は「使用した兵器の種類については終戦までコメントできない」としている。
HRWは昨年9月中旬から10月上旬、ウクライナ東部のイジュームで現地調査を実施した。地雷使用の目撃者や地雷の被害者、医師らを含む100人以上の証言を聞き取った。
その結果、イジュームを含む周辺9地域での地雷の使用と、民間人11人の犠牲を確認したという。
イジュームはロシア軍が3月…
- 【視点】
ウクライナ軍としてはなりふり構わず使えるものはなんでも使え、ということではあるのでしょう。しかし、自国の国土で対人地雷をばら撒けば被害を受けるのは他ならぬ自国民だ、という想像力が持てなかったことはとても残念だと思います。 もう一つの問題は
- 【視点】
武力紛争法(国際人道法)には戦時復仇という制度があり、これは相手国の武力紛争法違反をやめさせるために行う武力紛争法違反で、厳しい要件を満たせば合法とされます。 ロシア側が対人地雷を使用している中で、これらの要件を満たしている場合、ウク

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