LCCピーチ、中部―台北便を運航へ 需要やコロナからの回復背景に
高絢実
格安航空会社のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)は1日、中部―台北(桃園空港)線の運航を3月27日から始めると発表した。同社が中部空港で国際線を運航するのは初めて。
同社によると、2020年12月に中部空港で国内線の運航を同社が始めてから、同空港での国際線就航を求める声が多く寄せられていた。観光目的での台北路線はもともと人気が高く、新型コロナウイルスの影響を受けていた国際線の搭乗率も回復傾向にあることから、今回の就航につながったという。
1日から航空券の販売を開始しており、週7日運航。運賃は1万4480円から。中部空港を午後11時15分に出発し、翌日未明に台北に到着するダイヤで、担当者は「朝から現地でしっかり観光でき、弾丸旅行でも使っていただけるダイヤだと思う」としている。
中部空港会社によると、中部空港と台北を結ぶ便はほかに2社が運航している。(高絢実)
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