「憧れのあの食べ方がいつでも」 まるでカニの脚、その正体は?

朝倉義統
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 庶民の味方のカニ風味かまぼこ「カニカマ」が、まるで本物のカニの脚のように見えるプラスチック製の専用ピックが人気だ。

 石川県七尾市の水産加工会社「スギヨ」が昨年、「カニカマ」の発売から50周年を迎えたのを記念し、100人への景品として作ったのがSNSで話題になり、商品化した。その名も「カニスギ~ヨ!」(脚4本税込み2200円)。

 これに同社の「大人のカニカマ」(5本入り同278円)を刺すとフィットする仕組みだ。

 同社ホームページでは、上手な刺し方の動画や、パーティーや弁当などでの楽しみ方を紹介している。

 きっかけは2年ほど前。「大人のカニカマ」のファンが、「今までに足りなかったのはカニの雰囲気を作る脚だ」と食品サンプルのカニ脚と組み合わせて食べる様子をSNSに投稿。それを同社広報担当の田畑梨杏里(りあり)さん(33)が見つけ、「面白い。うちの景品にしたい」と思い、2021年から検討を始めた。

 リアルなズワイガニの脚を追求していたら、うまく刺せる形状がなかなか見つからず困っていた。

 そんなとき、杉野哲也社長が「カニには半透明の筋が2本あるよね」とアドバイス。ようやく完成にこぎ着けたという。

 昨年11月に雑貨製造会社が一般販売すると、ネット通販では完売。店舗では金沢と東京・新宿のハンズでしか扱っていないという。

 田畑さんは「憧れのあの食べ方がいつでもできます。味も本物に感じるかも……」。(朝倉義統)

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