陸自オスプレイ、東京・立川に初飛来 市職員が見守り、抗議デモも

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森治文
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 陸上自衛隊木更津駐屯地千葉県)に暫定配備中の輸送機オスプレイ1機が1日、訓練で陸自立川駐屯地(東京都立川市)に初めて飛来した。オスプレイは過去に事故が相次いだことなどから、立川市など周辺自治体が市民生活への配慮を防衛省に事前要請していた。同省によると、今後は月数回、立川駐屯地で訓練予定という。

 オスプレイは同日午前、晴天微風の天候の中、プロペラを上に向けた「ヘリモード」で駐屯地内の立川飛行場に北側から着陸した。プロペラの回転を止めずに垂直に離陸すると、周辺を旋回して再び着陸。1度目と同様にすぐに離陸し、飛来から約15分後に飛び去った。

 同駐屯地での訓練について同省は「災害時の輸送に備えるため」と説明。同日の飛来を周辺自治体に事前通知していた。木更津からの飛行経路について同省北関東防衛局は取材に「気象条件などを考慮して最適なルートをとったとしか言えない」としている。今後は事前通知しない方針という。

 同日は、立川市職員が駐屯地…

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