カズのポルトガル移籍発表 2部オリベイレンセ、知名度アップも期待
サッカー元日本代表のFW三浦知良(55)がポルトガル2部リーグのオリベイレンセに期限付き移籍することが決まった。所属先のJ1横浜FCが1日、発表した。期間は欧州の今シーズン終了までで、約4カ月間プレーすることになる。
カズが海外クラブでプレーするのはブラジル、イタリア、クロアチア、豪州に続いて5カ国目。「新天地でも自分らしく、プレーしている姿を届けられるように努力いたします」とのコメントを出した。オリベイレンセは国内2部リーグで9位につけている。
横浜FCのオーナー会社にあたる「ONODERA(オノデラ) GROUP(グループ)」が昨年11月、オリベイレンセの株式の過半数を取得し、両クラブの経営権を持ったことが移籍のきっかけとなった。カズの加入によるオリベイレンセの知名度アップ、双方向の選手移籍を進める契機としても期待されている。
カズは昨年、J3の下部リーグにあたる日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズに期限付き移籍していた。18試合に出場して2得点だった。(潮智史)
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