雪崩で死亡の米国人、旅費支援を前提に訪問 県側と写真提供を約束

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 長野県小谷村の北アルプスでスキーをしていた外国人が雪崩に巻き込まれ2人が死亡した事故で、亡くなった米国人プロスキーヤー、カイル・スメインさん(31)は、県観光機構の旅費支援を前提に同村を訪れていたことがわかった。

 アウトドア雑誌「マウンテン・ガゼット」の記事によると、スメインさんは同誌所属のカメラマンやプロスキーヤーのアダム・ユーさんと撮影のために同村を訪れていた。ユーさんも雪崩に巻き込まれたが、25分後に救出され一命を取りとめたという。

 一方、県観光機構によると、3人から旅行前に連絡があり、スキー場や周辺の飲食店などで楽しむ様子を撮影した写真を提供してもらう代わりに、1人750ドルを支払う約束を交わしていたという。

 旅行は1月25日から30日の6日間の予定で、撮影した写真は観光PRなどに使うことになっていた。

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